えほん遺言司法書士事務所

親孝行できなかったと後悔しないために

こんにちは。司法書士の水上和巳です。

さまざまなご家庭の相続に関する業務を行っていると、ご遺族の方のお話の中で「親孝行できなかった」という声はよく聞くものです。もちろん親孝行の満足度には個人差がありますし、どれだけ親孝行をしても「100%満足できた」という方もそれほど多くはないように思います。

親孝行にもいろいろな形がありますが、親の話をたくさん聞き、そしてその人生に寄り添うことも一つの親孝行だと思っています。そのためにぜひ活用いただきたいサービスが自分史絵本製作サービス「えころ」です。

えほんという形に残すことは、親の話を聞いてあげること、そして親のことをもっと知ることでもあるのです。

親孝行をちゃんとしていないという思いを残す人は45%

2021年10月に「テレ東プラス」が発表したアンケート結果では、「親の看取りに後悔した」と答えた人は4割にも及びました。アンケートは「Yahoo!ニュース」の協力を得て、2021年9月7日~8日に全国40~60代の男女2000人を対象に実施されました。

「親の看取りに後悔はありますか?」という設問に41%の方が「はい」と答えた結果のほか、私が気になったのが「自分は親孝行だったと思いますか?」という設問で「はい」と答えた方はわずか17%で、「いいえ」と答えた方は45%、さらに「わからない」と答えた方は38%だったことです。約半数の人が「親孝行をちゃんとしていない」という思いが残っており、反対に親孝行をちゃんとできたと思っている人は2割弱ということなのです。

また、「もう一度やり直せるとしたら、どんな親孝行がしたいですか?」という設問には、「旅行にたくさん連れて行ってあげたい」「話をもっと聞いてあげたい」「そばにいてあげたい」といった回答が紹介されていました。もちろん遠方で暮らしているなど生活スタイルなどに違いがあるため一概には言えませんが、「話をもっと聞いてあげたい」「そばにいてあげたい」という親孝行はなんとか叶えられるかもしれないとも感じました。

一方2021年5月には、株式会社こころみが全国の成人男女(計130名)を対象に実施した「親孝行に関するアンケート調査」の結果を母の日に関連して発表しています。この中で、「母にやってあげたかったこと(できなかったこと)」という設問には、「旅行」「話をする/話を聞く」「感謝を伝える/優しくする」「同居する/近くに住む」「人生の記録/自分史を作る」といった回答が多くを占めています。

「話をする/話を聞く」「感謝を伝える/優しくする」といったことが親孝行の一つだと感じている人が多いという結果が、こちらのアンケートでも出ているのが印象的です。

自分がやりたいと思っていることはそのときに実行に移すのがベスト

「親孝行したいときに親はなし」とは親孝行に関する有名なことわざですが、アンケートの結果を見てもわかる通り、ご自身で満足できるような親孝行をしていない方が非常に多いようです。

親と子どもの関係は、長い歴史の中で実は同じことを繰り返しています。

①子どものうちは親の気持ちが分からずに反抗する

②自分が子どもを持って初めて親の気持ちを理解する

③親にしてもらったことに対して感謝の気持ちを伝える

こうして親孝行に対する気持ちが芽生えていくのですが、人によってはそのときに親はすでに他界してしまっていることもあります。そのため後悔が残ってしまうのです。「親孝行したいときに親はなし」とはその戒めを込めたことわざで、だからこそ自分がやりたいと思っていることはそのときに実行に移すべきなのです。

親孝行の仕方はそれぞれですが、具体的に思いつかないという方のために代表的なものをいくつか紹介しましょう。

・月に1回でも電話をする

・一緒に旅行に行く

・父の日や母の日に感謝の気持ちを伝える

・両親の誕生日にプレゼントを渡す

・結婚をして、孫の顔を見せる

・正月やお盆などだけでも顔を見せる、など

誰も身近な人が亡くなることを想像しませんし、想像したくありません。しかしだからと言って、「いつかしよう」「いつでもできる」といって後回しにするほど、後悔してしまうものです。

親孝行は「何かしなくちゃ」と思ったときがベストタイミングです。自分がやりたいと思っていることをすぐに実行に移すことで、喜んだ親の顔が見られる機会がたくさん得られますし、後悔を少しでも減らすことができるのです。

ご両親の人生を知り、さらにそれを形に遺すことも親孝行の一つ

当事務所では、手軽に自分史が作成できる自分史絵本製作サービス「えころ」という商品を提案しています。本来はご自身の人生を振り返り、子どもや孫に手軽に手に取ってもらえるメッセージを遺してもらうサービスです。しかし、ご自身のためではなく親の人生を振り返り、形に残しておくためにご利用いただくケースもあります。

先日は、とある男性からご依頼をいただきました。実家には1年に1回程度しか帰らなかったそうですが、お母さまが亡くなったときに「帰ってきて欲しい」と言われたときに顔を出せなかったと後悔をしたそうです。

お母さまの人生について知らないことも多かったため、「せめてお父さんの人生を形に残したい」との思いで「えころ」を活用したいとのことでした。えほんができあがった際には「いい親孝行になった」と満足そうに笑顔を見せてくれたのが印象に残っています。

この「えころ」はストーリー構成やイラスト制作はプロに行ってもらいます。そのため、スタッフと打ち合わせをするだけで、世界でたった一つの絵本を制作することができます。「物語にするほどのエピソードがない」とおっしゃる方もいますが、子どもの頃の思い出やご両親が出会ったきっかけ、結婚にまつわるエピソード、妊娠・出産といったライフイベントを振り返ると物語になる出来事もあるものです。

なお、「えころ」で自分史絵本を製作する際の費用は、下記のようになっています。

自分史絵本の制作の価格

一式(5見開き・表紙装丁オプションなし)…44万円~

表紙装丁オプション…3万3,000円

1見開き追加…2万2,000円

下記のサイトにはサンプルもありますので、実際に出来上がりを確認してください。(https://ehonyuigon.jp/wp-content/uploads/2021/07/b4ce5bbbc16acc452eb9079176016af3.pdf) 

絵本を制作する過程において親の人生を知ることができるのに加えて、親との会話が増えたり、コミュニケーションが頻繁になったり、など副産物的な効果もあります。ぜひ検討してください。

えころのショールームがオープンし、ワークショップも開催

当事務所では「えころ」のショールームをオープンしました。制作したサンプルを展示しており、資料展示も行っております。

また、ショールームを活用したワークショップの開催も予定しています。オンラインで参加できる日もありますので、興味のある方はぜひご検討しください。

開催日時は下記の通りです。

2月27日(日) 13時~ @会場参加 参加費5,000円

3月13日(日) 13時~ @オンライン参加 参加費5,000円

当日は、下記のような内容を予定しています。

①自分史とは?えほん遺言とは?についての説明

②ワークシートの作成(自分史を書き起こしますが、スムーズに書き起こすポイントなども説明させていただきます)

③絵本に載せるエピソードを選ぶ

④選んだエピソードを絵本の台紙(7ページ)に配置し、話の流れを構成する

⑤ストックされているイラストから、使用するイラストを選ぶ

⑥イラストを台紙に貼り、エピソードを手書きで書き入れる

当日の作業はここまでで、この後は下記のように進みます。

⑦PDFデータにして、絵本としての製本作業を進める

⑧完成した絵本が届く

当日の所要時間は2時間を予定しています。

手軽にえほん遺言に触れることができる機会です。ご参加を希望される方は、下記までご連絡ください。

https://ehonyuigon.jp/contact/
PAGE TOP